ドライブレコーダーを付けた方がいい

私が今運転している車には、ドライブレコーダーを装備している。
楽天市場で購入した1万円弱のミラー装着タイプで、前後同時録画出来るタイプだ。

私が初めてドライブレコーダーの存在を知ったのは、Witnessという製品がキッカケだった。
事故の数年前で、今からだと10年以上も前のことになるが、テレビか何かで事故の衝撃でその前後の動画を保存するというWitnessの仕様に、とても興味を覚えたことを思い出す。

私は事故当時ドライブレコーダーを装着していなかった。というのも、当時は安価に入手可能な商品が存在しなかった。
前出のWitnessがたしか5万円ほど、他の製品も軒並み数万円で、手が出なかったのだ。

私が被害を受けた交通事故は6台玉突き事故で目撃者も多数おり、加害者も逃走できない状況であったために録画映像などなくとも困らなかったが、これが加害者と被害者以外に目撃者もいないような事故であったならどうなっていたかと、不安になる。

残念ながら、人は嘘をつく。
曖昧な記憶、という意味だけでなく、自分が得するためなら相手を貶めても構わないという人は、残念ながら存在する。
だからその時のために、ドライブレコーダーを装着していない人はぜひ装着して欲しい。

自分が事故に遭ったときのために、周りで事故が発生した時のために、そして自分が事故を起こした時のためにも、客観的な事実を記録してくれるドライブレコーダーを用意しておいて欲しい。

過失がある人はその報いを受けるべきだし、そうでない人が虐げられるのは嫌だから。

エンジンスターターや電装品や内装品、などにお金をかけるよりも、まずはドライブレコーダーを購入して欲しい。
それで防げることが実際にあるのだから。

教職員共済からの最初の連絡

たしか事故の翌々日だったと思う。
加害者の加入している教職員共済から連絡があった。
そこで以下のようなやり取りが繰り広げられた。

教職員共済「うち方は90万しか出しませんから?」
私「はい?いきなりなんですか?」
教職員共済「いやだから、うち方は90万円までしか出せませんから」
私「はい?えっと…事故の状況とか分かってますか?」
教職員共済「そんなの知りませんが、とにかくうち方は90万円しか出しません」
私「いやいや…こっちは信号待ちしていただけなのに車をダメにされたんですよ?」
教職員共済「そんなこと言っても、そこにいたあなたにも責任があるじゃないですか」
私「こっちは信号待ちで止まっていたんですよ?それで追突されて新車が動かなくなっっているのに…」
教職員共済「一度でも乗ったら中古ですから90万円しか出しません」
私「そうじゃなくって…どっちの過失がとかあるんじゃないですか?」
教職員共済「いやだから、そこにいたあなたの責任なので、こちらは90万円までしか出しません」

このようなやり取りで埒が明かないため、私はその担当とは話し合いに応ぜずに電話を切った。

事故当時、私はシフトを「P」に入れ、パーキングブレーキを掛けた状態でブレーキも踏んでおり、私の車は前後の車両ともに完全に停止した状態であった。そこに一方的に加害者料が突っ込んできた状態だ。
私の認識ではこちらに落ち度はないわけだが、教職員共済担当の弁によれば、停車している車であってもぶつけられた方も悪い、ということのようだ。
しかもそれは、一切調査もしない状態でそのように言っているらしい。

なぜこのようなことを言われねばならないのだろう。
あの日、たまたまあの場所にいただけで、こちらに落ち度はないとしか思えない状況で、どうして責められねばならないのだろう…前日の八戸赤十字病院の医師といい、なぜ私はせめられねばならなかったのだろう…

事故翌日の診察 その2

昨日救急車で日赤病院に一緒に運ばれた被害者が診察に呼ばれ、その場を立ち去る。
それと入れ替わるように、今度は加害者が現れた。
何度も頭を下げてくる加害者。
そしてさっきの被害者との会話と同じようなやり取りとなる。
その加害者もすぐに診察に呼ばれた。彼は頭を下げながら立ち去った。

それからしばらく私は待つこととなった。
1時間以上形成外科で待ち続けたことで、整形外科に遅く来たという扱いになっているらしく、私が診察に呼ばれたのは正午を回ってからのことだった。

診察室に入る、医師はわりと若く見える男性。
医師はレントゲン写真から目を離さず、こちらには目も向けない。

医師「どう?」
私「昨日は右腕と首の後と右側が特に痛かったんですが、今日になったら左腕と左肩、首の左側の痛みの方が強くなりました。左手の指も痺れていてうまく動きません。あと左わき腹にも痛みがあります」
医師「それ、昨日なかったよね? (交通事故とは)関係ないよ」
私「え?でも事故後に痛くなったので…」
医師「そもそも君は一番軽傷なんだし、ケガも大したことはないんだから」

こちらの訴えは全否定、触診もないし、当然MRIもCTもなし。
私が大げさに嘘でもついているかのような態度で、まるで相手にしてくれない。
他の被害者に「頭とかも診てもらうように言った方がいい」と言われたが、もはやそれどころではなく、取り付く島もない状態。

医師「いちおう飲み薬を出すから、1週間後にまた来て」
私「もう終わりですか?」
医師「大したことないんだから、よほど酷くならない限りは限りは平気だから、1週間経つまでは来なくていいよ」
私「仕事は大丈夫でしょうか」
医師「大したことないんだけどな…じゃあ1週間休んでおけば?」

信じられないような話だが、これが2008年3月18日に八戸赤十字病院の整形外科外来にて実際に私が受けた診察だ。
後日、私の首に頚椎ヘルニアが見つかった。しかし教職員共済からは「事故直後に見つかってないので交通事故とは無関係」と吐き捨てられた。この日、ちゃんと診察してもらえたならば、その後の教職員共済の対応も、私の治療状況、後遺症の状態なども変わっていたのかも知れない。

交通事故に遭い心身ともにダメージを追っている人に追い打ちをかけるような医師がいることを、私はこの時に初めて知った。
でもそれは医師だけではないと、この後何度も知ることとなる…。