不足分10万円

数日後、加害者に直接会って車の精算の不足分10万円を受け取ることとなった。

加害者「10万円用意してきました」

と封筒を差し出す。
受け取ろうとする私に加害者は言った。

加害者「お願いですからこれ以上請求しないで下さい…私だってもうお金無いんですよ…」

何を言っているのだろう、と思った。
お金がないのはこちらも同じだ。
いや、むしろ、自身の行動で事故を起こした加害者の金が尽きるのは自業自得でも、こちらは加害者の行動によって仕事も失い健康も害して、あげく過失ゼロなのに10万円を背負わされ掛けている。言うなれば「お金無い」はこっちのセリフだ。
だからそれを加害者が保証するのは当然であり、仮にそれで加害者自身が困窮したとしても被害者を優先するのは当たり前ではないのか?
それをまるで…これでは私がタカリか何かをしているかのようではないですか…なんでそんな言われようをされねばならないのだろうか…

私「そちらの犯した事故でこうなっているって分かってますか?」
加害者「それは分かっていますけど…」
私「別に過剰に請求しているわけではないんですよ。あなたのベルファイアが追突して廃車にするしかない私のパレットを精算して、自力で車を買い直すと言ってるんです」
加害者「でも…」
私「あなたが教職員共済が全て面倒みると言ったけどそうはならなかった。だから足らない分をお願いしたんじゃないですか?あなたも私の言い分に納得したからお金を用意したんですよね?」
加害者「…」
私「本当なら修理会社が特別に買い取ってくれることになった5万円だって、あなたが払って当たり前じゃないんですか?車が廃車になったのはあなたのせいなんですから…それなのになんで私が『たからないでくれ』と責められるんですか?」
加害者「分かりました、分かりましたから、まずは受け取って下さい」
私「不当に請求はしませんが、」
加害者「」

納得してはいないが、ひとまず封筒受け取り中身を確認する。

加害者「ですがなんとかこれ以上の請求は…」
私「…約束はできませんよ。教職員共済が保証してくれず足らない場合には相談するしかないですよね?教職員共済もあなたに相談してくれと言っていますし…それともあなたの犯した被害のツケを私に背負えと?」
加害者「それはそうですけど…僕ももう本当にお金がないんですよ」

これ以上話しても無駄なようだ。
そこで私はケータイのキャリアの変更に話しを振った。少しでも節約して無駄金を減らして欲しいと暗に提案するつもりで。

「ところでケータイを、ウィルコムにしてみるつもりは?」
加害者「え…でも番号変わると困るし…」
私「そんなの連絡すればいいだけてしょ。それに2台持ちで併用するだけでも君の場合は月に5000円は安くなるはずだよ」

以前、加害者とはケータイの話をしたことがあり、通話多用なのを知っていたための提案だ。
しかしどうにもしっくりこないようだ。表面上話を合わせて同調しているだけで、節約する意思がないように思われた。
事実、その後キャリア変更や2台持ちした形跡はなく、車も安いものに買い換えることもなく修理して使うという話だった。

結局、自分の生活を切り詰めるつもりはなく、被害者に保証すべき部分を減らして賄おうとしているように思えた。

だからどうしても訊きたかった質問をした。

私「ところで仕事は大丈夫なの?公務員で事故はまずいでしょ?」
加害者「なんとか同僚には隠し通せそうなんで…」
私「そっか、隠すんだ…でも生徒は?中学生の生徒たちにはどう説明するの?」
加害者「もちろん隠します!絶対にバラしません!!」
私「…」

この言葉は私にはとてもショックだった。
当たり前と言えば当たり前のことかもしれない。誰も自らの非を晒したくはないだろうし、隠せるものなら隠したいのかも知れない。

しかし中学教師がそれをするということは、生徒たち「人に被害を与えても逃げればいい、責任など取らずに知らんぷりすればいい」、と言っているように思えた。
当時、私の子供が中学生だったこともあり、私は彼の言葉を理解することが出来なかった。

結局、保証すると言ったのも反省したように見えたのもフリだけで、だから警察にも嘘の自供をし、被害者をタカリ呼ばわりして自分の財布を守ることに躍起なのだ。
そう思えた。

この日以降、加害者は一度も私からの電話には出れくれていない。
やはりそういう考えの人なのだろうと思った。

事故に遭った車の精算

事故に遭った車の支払い残金を精算するには、135万円が必要となる。
しかし相手の任意保険である教職員共済は120万円しか出さないと言う。こちらの過失がゼロでも全ては保証しないそうだ。
つまり15万円足らない。

そのことをディーラーに相談すると、
「修理工場が特別に5万円で下取りしてくれることになった」
と言ってきた。
全てのパーツを交換しなくてはならないって話だったのだが、それでも使えるパーツを見つけるつもりなのだろうか?
よく分からないが、とにかくこれであと10万円をどうにかすることとなった。

しかし私は今、無職だ。
事故により働けなくなった。
貯金もない…事故前に2年ほど祖父母の介護をしており職につけない状態で、実家が出してくれる4万円で光熱費や通信費等を払ってろくに食料も買えず、という生活で、祖父母の介護の際の食事のおこぼれをもらってかろうじて生きていただけ、貯金などあるはずもない。

これから自分でまた車を買うって時に、さらに10万円の負担を背負うのはかなり厳しい。

仕方ないのでダメ元で加害者に連絡をした。

電話を掛けて事情を話す。
私「私の考えではこちらの過失はゼロ、何1つ私に責任はないと考えているので、事故に遭った車の精算の一部でもこちらがするのはおかしいと思っていますが」
加害者「そのことは任意保険が全て面倒見るとお話しましたよね?」
私「その教職員共済が全額は出せないから加害者に相談しろと言ったんですよ」
加害者「そんなこと言われても…」
私「あの時、任意保険に任せるの他に、必ず賠償はすると言いましたよね?約束しましたよね?」
加害者「言いましたけど任意保険が全部やってくれると思っていたので…」
私「それが無理だからお願いしているんですよ」
加害者「そう言われても…こちらも辛いんですよ…」

私は思っていることをぶち撒けた。

私「こっちは非がない上に辛い目にあってますよ。新しい車はこちらでなんとかするから、事故に遭った車のことはお願いします、と言っています。私の過失はゼロなのに、事故を食らった車の残債まで背負わねばならないんてすか?」
加害者「それは…たしかにそうですけれど…」
私「あの時の言葉も嘘だったんですか?」

私のこの発言は、暗に事故直後とは違う説明を警察にしていたことを含めての言葉だったが、加害者に伝わったかどうかは分からない。

加害者「…分かりました、なんとかします」

こうして事故に遭った私のパレットの残債、その精算の目処がようやく立った。

車をどうするかを決めるも…

新しい病院で治療を開始して数日、何度か病院にいき、治療効果を実感していた。

左腕はまだ動く範囲が狭いが、左腕や首、左脇腹痛みは少しマシになった。
痺れは全く変わらないが、痛みの存在は感じるものの遠くにあるように感じるだけでだいぶ楽だ。
例えるならば、好きでもない音楽を爆音で鳴らされた時、すぐ近くなら苦痛だが、少し離れればうるさい程度で我慢できる。
治療を受けるとそんな感じの痛みになる。
ただ翌々日にはもう辛くなるので、週に3〜4回ほど通院すればの話だ。

これならもしかしたらもう少しマシになれるかもしれない。

そう考えた私は車についての決断をした。

教職員共済から出るはずのお金で事故に遭った車の残債を精算し、新たにローンを組んで新車を買う。

実家からの「祖父母を病院に運ぶために車を買え」との要求に応じつつ、事故に遭った車に関して区切りをつけ、そして治療に専念するために悩みの種を減らす、完璧なプランに思えた。この時はまだ治ると信じていたからだが…。

まずはそのことをディーラー担当に伝える。すると残債等を計算してくれ、135万円という数字が出た。
そこで教職員共済に電話し伝える。

私「車をどうするか決めました」
教職員共済「そうですか、良かった。早い方がいいですからね。買うのは中古にします?それともやはり新車てすか?」
私「買うのは新車ですが、お金を出して欲しいのは事故に遭った車の方です」
教職員共済「…」
私「事故に遭った車を一度精算して、その後で自分でまた車を買うことにします」
教職員共済「あぁ…そうですか…分かりました…いくらぐらいになりますか?」
私「調べてもらったら135万だそうです」
教職員共済「あぁ…そうですか…困りましたね…」
私「はい?何がですか?」
教職員共済「あのですね…120万円しか出せないんですよ…」
私「え?なんでですか?」
教職員共済「いちどでも乗ると中古車扱いになりますので…」
私「それは分かりますが、精算に必要な代金を支払ってくれるんじゃないんですか?」
教職員共済「ですからそこは決められた金額の中でやっていただくしか…」
私「いやいや、加害者は教職員共済が全て面倒みてくれると言ったから実際に必要な金額を出して下さいと言っているんです」
教職員共済「ですからそこは中古車の上限がありますので…」
私「それを言ったら世の中には新車は存在しないことになりますよね?新車の納車で即乗って事故起こしても中古車だ、と言うんでしょう?」
教職員共済「そう…なりますね…」
私「じゃあ私の新車が事故に遭ったのもウソだと言うんですか?」
教職員共済「いえ、けしてそんなことではないのですが…私共も悪意があって言っているわけではありませんので…」
私「ではこちらから悪意があって過剰に請求しているとでも言うんですか?信号待ちしていただけなのに追突され、仕事もなくして病院通いして、その上加害者の起こした事故のツケの一部を私に背負えと?」
教職員共済「けしてそういうことではないのですが…こちらの責任でもありませんので…」
私「じゃあどうしろと言うんですか?私に不足分を背負えと言ってるのでしょう?」
教職員共済「そういうことでは…では相手に直接請求してみてはいかがですか?」
私「加害者に?」
教職員共済「そうです。事故を起こした本人が支払うのが当たり前ですから」
私「でもその当事者が言ったんですよ?教職員共済が全て面倒見るって、被害も全て保証するって」
教職員共済「申しわけありませんが限度がありますので…」
私「じゃあ教職員共済では全額保証してくれないんですか…」
教職員共済「そうなります…申し訳ございません…」
私「じゃあもし事故に遭った車のローンを払い続けて新たに買う車の代金を払ってもらうとしたら?」
教職員共済「金額は同じになります…」
私「…つまりは新車は無理ってことですか?あるいはもっと安い車で我慢しろということですか?」
教職員共済「申し訳ございません…やはり一度でも乗った車は中古車ですので全額は保証できないんですよ…」
私「わたしは事故前の状態に回復してもらいたいだけですよ?実際に135万円掛かるんです、事故を食らった車を精算するだけでも。しかもこちらに過失がないのに、足らない文は被害者が背負うのが当たり前と言うんですか?」
教職員共済「申し訳ございませんが、車両に関してはそうなります」
私「車両だけでなくメガネでも何でも安くしろ安くしろ言われて従って、その上で金出せと言うんですね?」
教職員共済「いえ…そういうわけではないのですが…一度落ち着いてディーラーさんと加害者さんに相談されてみてはいかがですか?」
私「何を言っても120万円しか出さないと言うことですか?」
教職員共済「これでもだいぶ上積みしてあげたんですよ?こちらも頑張って出してあげてるんですよ?」
私「いくら上乗せしようと足らないなら私に出せと言うことですよね?こちらはただ信号待ちして停まっていただけなのに…」
教職員共済「申し訳ありませんがこちらもどうにも…」
私「分かりました、仕方ないので加害者に相談します。ほかのこともこの調子で保証してはもらえないんですか?」
教職員共済「他のこと…と申しますと?」
私「生活保証とか…私は働けなくなってるんですよ…」
教職員共済「そちらはご安心下さい。事故前の生活は保証しますので」
私「車代を追加で払わなければならない時点で金銭的負担は増えるので、収入を保証されても事故前の生活には戻れませんけどね」
教職員共済「…申し訳ございません…」

このようなやり取りでこの日は電話を切った。

全パーツを交換して修理しても事故車のローンが残って3年後の車検が通らない可能性が高く、事故に遭った車を精算するにも身銭を切らねばならない。
仮に教職員共済からくるお金で新車を買うにしても同じ車種では金額が足りず、だいぶグレードを落とした車種にしない限りは身銭を切ることとなり、その範囲内で中古車を買ったとしても車検は新車より短くなり、そのどれらでも事故に遭った車のローンを払い続けることとなる。

結局、被害者が加害者の罪のツケを被るのだと、私は知った。

新しい病院での治療

診察の最後に、治療の説明があった。
医師「まずは痛み止めの注射を2本、お尻と血管注射をしますが、アレルギーとかないよね?」
私「アレルギーとかかは分からないんですが、日赤で事故の1週間後に打った注射で具合悪くなりました」
私は八戸赤十字病院で駐車された後に起きた症状を説明した。
医師「それって何の注射だったかわかる?」
私「いえ…注射や薬などの説明とかは一切してくれなかったんで…ただ血管注射でした」
このとき医師は「たぶんあれかな」というような事を話してくれたが、どの種類の注射が疑わしいと話してくれたのかを私は覚えていない。
医師「もし注射やリハビリで不調を覚えたらすぐに言ってください。合わない場合もありますので」
私「分かりました」
医師「注射が終わったら2階でリハビリです。リハビリについては2階で看護師が説明します」
私「はい」
医師「あとは飲み薬を出します。3種類、1つは痛みを抑えるための薬、1つは回復を早めるためのビタミンのお薬、もう1つは薬で胃腸が悪くならないようにするお薬です」
私「分かりました」
医師「まずはこの治療を試してみて、症状を見ながら改善していきましょう」
私「分かりました、ありがとうございます」
これはおそらく、病院においては普通のやり取りだったのだと思う。しかし八戸赤十字病院ではこのような対応は一切されなかったので、これほど違うものなのかと、とても驚いた。

説明の後、隣の処置室のようなスペースに通された。
カーテン、パーテーションで仕切られたスペースに診療台があり、そこにうつ伏せに寝る。
お尻に痛み止めの注射を受けると、更に隣のスペースへと移動する。
そこは血管注射や点滴をするスペースのようで、そこで腕に血管注射を行った。

それらが終わると看護師が2階へと案内してくれた。
エレベーターで2階に上がる。様々な治療機器が目に入る。

まずは頭部にベルトを掛けて首を伸ばす機械からだった。
ヘルメットのあご紐だけのようなものを頭部…耳から下と言えばいいかアゴと言えばいいか、その辺りに装着し、機械で首を引っ張る。
看護師に「痛くないか」「きつくなく丁度良いぐらいが効果がある」と言われるが、初めてのことでどのぐらいか分からない。
ひとまずその時の設定でやっていくこととなった。
痛みは覚えなかったが、あの装着具合は私には不快だった。

次に電気治療、これを左手小指側の手首から肘までの延長線上で2箇所と、左膝に行うという。
これについても看護師が「痛くない程度がよい」「ピリピリするぐらいでよい」と言われたが、ここで問題が発生した。
電気を感じない。
電気が流れている感じ、ピリピリと言われるその感じが、まったくない。
看護師は首をひねりながら何度も電極パッドを確かめ、少しずつ出力を上げていく。
それでも電気を感じない。どんどん強くなっていく。
「痛い!!」
突然左腕に痛みが走った。看護師が慌てて電気を弱くする。しかし電気自体は感じていない。あるレベルから急に痛みが走り、下げると痛みが無くなる。その間、電気は感じていない。
何度か出力を上げ下げするが、やはり電気は感じずあるラインを超えると急に痛くなる、それだけだった。
電気を感じないのは私だけらしく、しかしながら私は今まで電気治療を受けた経験が無く、正直何がなんだか分からない状態だった。
とりあえず痛くなる直前の強さで電気を掛けられることとなる。

そして最後にマッサージの先生によるマッサージ。もみ始めてすぐに先生が言う。
マッサージ「ずいぶん固まってるね…これは時間が掛かりそうだ…何があったの?」
私「交通事故です」
マッサージ「だいぶほっとかれたか?」
私「日赤では軽症だからの一点張りで話も聞いてくれませんでした」
マッサージ「そうか…まぁ無理しない範囲で動かして、徐々にほぐしていこう」
私「無理しない方がいいんですか?」
マッサージ「そうだね、無理しても良くはならないからね」
私「そうなんですか…」
日赤では無理してでも動かした方が良いみたいに言われていたが、ここでは違うと言っている。

正直、これほど対応が違うとは思わなかった。そもそも病院を信用していなかったのもあるが、ここまで対応に落差があるとは…救急車で八戸赤十字病院に運ばれたのが無駄だったのではないかと思うほどだ。

こうして事故から3週間が経ち、ようやく私は事故の治療を受け始めることが出来た。

新しい病院での診察

教職員共済から「手続きが終わった」との連絡があり、新しい病院に行ってみた。
八戸中心街に含まれる地域にあるその整形外科。中には入ったことはないが、子供の頃に近くの小児科に何度も行っていたためその存在は知っていた。

駐車場の広さは20台ほど。混雑時には満車で停められないかもしれないが、その時は近くの有料駐車場のお世話になろう。

中に入ると、わりと多くのスリッパと靴置きスペースがあった。紫外線殺菌のケースもある。いい感じだ。

受け付きに行き話をする。大きな水槽をマジマジと観察する間もなく、すぐに看護師さんが来て用紙に症状を書くことになった。
そしてレントゲン…事故直後よりもだいぶ硬直して動かなくなってしまった体でなんとか指示された体勢になろうとするが、痛みが酷くてうまくいかない。
病院を信用していない私の頭に一瞬不安がよぎったが、ここの看護師は「無理しなくていい」と言ってくれた。そして出来る範囲、私に無理がない体勢でレントゲン写真を撮ってくれた。今思えば当たり前のように思えるが、これまでの八戸赤十字病院での対応が頭にあったため、その時の対応をとても嬉しく思ったことを覚えている。

レントゲン撮影が終わり廊下の長椅子で待つ。すぐに診察室によばれる。

医師「交通事故に遭ったんだって?たいへんだったね。今はどこがつらいのかな?」
私「事故当日は右腕と首の後と右側が痛かったんですが、翌日になったら左腕と左肩、首の左側の方が痛みだして、左手の指、特に小指と薬指の半分が肘に掛けて痺れていてうまく動きません。左手にも力が入りません。あと左わき腹にも痛みがあります」
医師「なるほど…あとは?」
私「首が回らなくなってきて、左腕の動きも狭くなってきて、あと左膝に力が入らずストンと抜けて転んだり…これって交通事故とは関係ないんですか?」
医師「そうだね…」
医師はレントゲンを見つめた後、私に触診を始め関節の可動範囲を確かめているようだった。
医師「まず小指の痺れだけれども、頚椎の7番に問題があると出る症状なんだよね。でもレントゲンを見る限りでは骨折やヘルニアなどの異常はない」
私「それは関係ないってことですか…?」
医師「いや、レントゲンに写ってないだけでヘルニアであることもある。たまたま角度でレントゲンには写ってないとかね。でも何らかの異常があるから痺れとか出ているわけだし、左腕もだいぶ硬直して固まっちゃっているので後遺症と考えるべきだよね…しかし酷いな…事故からろくな治療を受けてなかったのかな…」
私「日赤で何度説明しても1番軽症だからと言って診てもらえませんでした」
医師「それは酷いな…すぐに治療を始めていればね…あと気になるのは、ほらレントゲンのココやココを見てみて」
首と背中の骨を指してなぞる。
医師「これね、真っ直ぐ過ぎるんだよ。首も背骨も緩やかにS字になってるものなんだけど、これは明らかに真っ直ぐ過ぎる、余裕がない。ストレートネックとか言うんだけど、これまでそんなこと言われたことあるかな?事故前から首痛かったとか」
私「いえ、言われたこともないですし、首が痛いこともまるでなかったです」
医師「だとすると明らかに事故の影響でこうなっているのだと思います。あと首の後ろに白くモヤっとしている影、見えるかな?」
私「あぁ…なんかありますね」
医師「首の後ろに骨が出来始めてるね」
私「骨ですか?」
医師「そう、骨なんだよこれ。あと左脇腹は原因が分からないけれど、事故後に出てきたのでこれも事故起因の神経痛だと思います」
私「神経痛ですか…」
医師「膝は筋力が落ちてる可能性もあるので、その方向でのリハビリをお薦めします」
私「私の痛みや苦しみは事故の後遺症なんですか?」
医師「そうだね。そう考えるのが自然だね。日赤の医師が何故気が付かなかったのか分からないけれど、これは明らかに後遺症。事故直後だけでなく、後から出てくる症状もあるからね」

事故から約3週間、私はようやく自身の不調が交通事故による後遺症だと認めてもらうことが出来た。
医師から嘘付き呼ばわりされずに済んだ。

病院探し

新しく通う病院を自力で探すことになったが、私には不安があった。
今回の交通事故以外でも、医師に嘘つき呼ばわりされた経験があるからだ。

1つは学生時代、胸の下の方、中央から少しだけ左よりで肋骨がなくなる辺りに酷い痛みを感じ始めた。そこで私は女親と個人病院に行った。一人で行きたかったが「一緒にいかないなら保険証も金も渡さない」と言われたので仕方なくだ。
女親が決めた病院(胃腸科内科)に行くと、何故か女親だけが先に診察室に呼ばれ私は廊下で待つように指示される。そして入れ替わりで私が呼ばれた。
中に入ると医師が
医師「どうしましたか?」
と聞いてきた。先に呼ばれた女親は何も話さなかったのだろうか?、と思いつつも
私「胃かどこか分からないけどすごく痛いんです」
と答える。
医師「じゃあ痛い場所を指差してくれるかな?」
そう言われて痛む場所を指差す。すると
医師「はい、そこに胃はないから。仮病だね。おとなしく学校に行きなさい」
と言われて、その後なにを言ってもダメ、何ひとつ聞いてもらえずに診察室を追い出された。
その箇所は今でも痛み続けており時には激しく痛みを発するわけだが、体を動かすことには影響無いので諦めて放置している。

もう1つは20代の頃、八戸赤十字病院でのことだ。
後に精巣上体炎との病名を告げられる病気に関して、入院したての頃に医師から何度も
医師「パートナーは?いるよね?」
「別に恥ずかしいことじゃないよ」
「いろんな形があるからね」
「相手が男でも女でも恥ずかしくないんだよ」

としつこく聞かれた。しかし私はその当時そういう相手はいなかったので
私「いませんよ」
と答えるのだが、それでも同じ質問を繰り返す。
同じ症状で今から数年前にも入院したが(その時は青森労災病院で病名は会陰皮下嚢腫)、そこでは一度だけさらりと
医師「パートナーとかいるの?」
と聞かれただけだった。
どちらでも膿が溜った原因は不明で(検査の結果、細菌など含めて原因物質や理由等が見つからなかったらしい)、日赤ではその原因を同性愛の性行為に伴うなんらかの外傷等に求めたかったのだろう、そう思っている。経験上ストレスで膿が溜まる体質なんだけどね…口内にも耳のある箇所とかでも指先とかにも溜まるんだけだ、日赤では「そんなことありえない」と決めつけるし、それが私には嘘つきと言われているように感じられたのだ。

だから正直、病院も医師も信用できない。
子供の時分には医師に丁寧に対応してもらった記憶があるが、それはそこの医師の子供と同級生だったからだと思っている。おまけにその医師等はうちの祖父(理容師)の客だったし。
だからそれ以外の医師はこちらの話などには耳も貸さずに勝手に病気を決めつける。経験則からくるそういう考えが私の頭の中を埋め尽くしていた。
だから新しい病院でもまた嘘つき呼ばわりされるのではないかと、不安で不安でたまらない。

だから医師には期待せず、自分の条件だけで病院を選ぶことにした。

今の状態からすると、近い将来、運転が出来なくなる可能性は否めない。
だからなんとか歩いていける範囲であることが第一条件。
あとはせめて私が少しでも行きたくなる要因が何か欲しい。

病院探しはネットで行った。
ネットでは検索ではなく、まずは八戸には元々存在していた「びょういんチャンネル(http://www.hachinohe.jp/byouinch/)」を利用した。うろ覚えではあるが、たしか最初は個人で運営していて、後に八戸JP(http://www.hachinohe.jp)に吸収された形の八戸の病院リンク集だ。八戸での病院探しでは一番役に立つサービスだ。

家から歩いていける距離の近くの整形外科のページをいくつか見ていて、ある病院のページで目が止まった。

「駐車場あり」「熱帯魚の水槽あり」

歩いて行ける距離で、車でも行ける。どちらでも通院可能であればとてもありがたい。
しかも熱帯魚の水槽がある。3歳から魚を飼っていた私には向いているのかも知れない(現実逃避的に)。

こうして私は「また嘘つき呼ばわりされるのではないか」と言う不安に怯えながら、この病院に通院したい旨を教職員共済に伝えた。
今より少しでもマシになる可能性を信じて…。

新しい病院選ぶことに…

3月17日の交通事故で八戸赤十字病院に運ばれて以来、私は医師に一番の軽症と言われ続けて事故翌日から現れている症状も否定され、ろくに治療も検査もしてもらえないままでいた。ただただその状況に耐えていた。
今思えば違う病院に行けば良かったのだろうが、当時の私はおそらく心身共にだけでなく、頭の回転まで衰えていたのではないかと今では思っている。想像以上のダメージを負っていたのかもしれない。

症状はまず痛いのだ。
とにかく痛いのだ。

痛みが酷すぎて食事もトイレも不自由。何かを手にするにも動きに制限があり、歩くにも辛い。
左腕はさらに動かなくなり痺れが広がり痛みが増し、肘は90度どころか45度も曲がらない。なぜか真っ直ぐに伸ばすのも辛くて、自然に30度ほど曲げた状態になる。そしてひねるのが難しい。左ではドアノブをまわせない。そもそも握力もだいぶ弱くなっており、ドアノブを掴めないこともある。
小指と薬指の半分(真ん中から線でもひいたように小指よりの半分)が肘の上まで強く痺れている。左腕全体の痺れはそこから広がっているようにも感じる。
いきなり左腕が何も感じず動かなくなることがある。痛みとかどころか感覚すべてが無くなり、左腕の存在が分からなくなるのだ。目で見ないと生えているのかも不安になるほど、痛みも何もかも感覚がなくなる…力を込めるとかそういうことが、意識からも抜け落ちる…本当に私の中から左腕がいなくなる…痛みも痺れさえも無くなり、本当に腕が無くなっているように感じるのだ。

首の左側と左肩、左脇腹は激痛があり、深く息が吸えない。首は左にはまったく回らず、右にも30度ほど回すのがやっと。上下にもほとんど動かせない。あと時々左膝が抜ける症状(力が入らなくなり自分で動かせなくなる)も出てきた。
茶碗を持ってもすぐ落とす、500mLのペットボトルも左では持てない、蓋もあけられない。ドアノブも左では回せず、運転中にいきなり左腕が動かなくなっていて、しかもそれにも何も気付かずハンドル丸回そうとして歩道に突っ込みそうになる。階段で左膝がいきなり抜けて階段を落ちる。例を上げたらきりが無い。

このままではもう何もかも出来なくなるのではないかという不安の中、教職員共済から電話があった。

教職員共済「おかげんはいかがですか?」
私「もうダメです…診察はしてもらえない、軽症と言われるばかり、でも痛みが酷くて動けなくなって…どうすればいいですか?」
教職員共済「あぁ…そうですか…でもなんで違う病院行かないんですか?」
私「違う病院?」
教職員共済「はい、そうです。違う病院で診てもらわないんですか?」
私「違う病院で観てもらう…そんなことしてもいいんですか?」
教職員共済「もちろんです」
私「なんでそれを早く言ってくれなかったんですか?」
教職員共済「え…いや…知ってると思って…」
私「あなたは何度も交通事故に関わっていて詳しいから知ってるでしょうけど、こちらは初めて事故に遭ったんですよ?交通事故とかわざわざ知ろうとする趣味もないし、それで分かってるとなぜ思うんですか?」
教職員共済「いや…すみません…分かっていると思って…」
私「そもそも何も説明してくれませんでしたよね?」
教職員共済「いや、それはその時その時で必要な事をお伝えしようと思いまして…」
私「事故に遭って体悪くしている今はその時ではないんですか?」
教職員共済「はい…ですから今、違う病院をと…」
私「最初にどうして言ってくれなかったんですか?もう事故から2週間以上経っていて、まともに相手もしてもらえず治療もしてもらえずに…」
教職員共済「分かりました。新しい病院に行きましょう。私の方で探してもよろしいですか?」
私「…いえ、自分で探したいです」
教職員共済「分かりました…では決まったら連絡してくださいますか?こちらから話を通せば支払いは全てこちらに来るようにできますから」

このようなやり取りで、私は新しい病院を探すことになった。
事故から2週間以上経ち、4月となっていた。

車をどうするか、ふたたび

ある日突然事故に遭い、運ばれた八戸赤十字病院ではちゃんと診てもらえず、仕事ができない体となり、これからの見通しがまるで立たなくなった。
しかし事故に遭った車の支払いはまだこれからだ。

事故に遭った車はスズキのパレット、その年の1月に販売開始されたばかりの車で、私は真ん中のグレード…Xかな?を購入していた。
フルタイム4WDのターボ車で、片側電動スライドドア。色はアズールグレー。祖父母を病院に連れて行く際に病院前に横付けしてもドアを開けやすいスライドドア、さらに運転席からでも開閉出来る電動スライドドアを選択した形です。
3月の初めの方に納車され、約半月で事故に遭い、これからどうするか…

修理して乗り続けることはもう諦めていた。これから仕事が出来る、出来ないに関わらず、次の車検が通る保証がない無理矢理な修理で3年後の車検時に手放す可能性があることはキツイと考えたのだ。

実家の方からは「同じ車を買え」と言われている。パレットだと祖父や祖母が自力で乗り込めない場合でも、抱えて乗り込めるほどスライドドアが大きく開き、車内も天井が高く広いため介助する側、される側、共に楽だと考えたからだろう。

ディーラーからは「同じ色だとかなり時間が掛かりますが、シルバーなら仮押さえ出来てるので1か月後には納車出来ます」と言われている。

教職員共済からは「とにかく早く決めて欲しい」と、そればかりだ。

私としては金銭的負担を軽くするためワゴンRの低い方のグレードにしたいのだが(10万円以上は軽く違う)、どうも周りはパレット推しが多いようで…たしかに祖父母の通院には便利だろうけど…私の事情で言えばなんなら体が動けるようになるまで車なしでもいいぐらいなのだが…
実家では「もし支払がきびしくなってもこちらで出してやる」とまで言ってくる…祖父母の介護は全て実家が引き受ける、という話はどうなったのだろう…祖父母の通院は何故私まかせにしようとするのだろう…

ひとまずこの時点で、パレットかワゴンRの二択にはなっていた。買っても運転できるか怪しいのだが…代車の運転もかなり危なっかしいし…めまいに吐き気、車幅感覚が戻ってこない状態の運転でだいぶゆっくり走っているのだが…

残る問題は、何処にお金を当てるか、だ。

教職員共済や実家は、廃車にする車の支払いを続けて、買い直す方を教職員共済からの支払いで済ますことを勧めてくる。
私には事故に遭った車両を教職員共済に精算してもらった後に、新たに自ら車を購入する方がシンプルで後腐れがないと思えるのだが…私の感覚がおかしいのだろうか?

でもやはり、八戸赤十字病院にて嘘つき扱いされ診察も検査もしてもらえないことが私の頭から離れない…いや、毎日毎日、いつでも体が不自由だから、治療をどうすればいいのかと、そればかりが頭を埋め尽くす。

正直、もう車など要らないという気持ちが1番強かった。

八戸赤十字病院へ

たったの1時間も働けなかった夜勤が終わった後、派遣会社への連絡を終えた私はその足で八戸赤十字病院に向かった。
今でこそ左手抜きでの運転にも慣れているが、その時はまだ右手だけでハンドルを回すことにも慣れず、停車後に右手でシフトチェンジすることも難しく、とても時間が掛かったことを覚えています。

病院内に入り受付を済ませると、毎度の如くにまたしばらく待たされる。
10時を過ぎ、「また11時を過ぎるんだろうな」と覚悟した辺りで、私は診察室に呼ばれた。

医師「はい、こんにちは。今日は何かな?」
私「昨日仕事行ったんですが、やはり無理でした。1時間と経たずに左腕が動かなくなり痛みにも耐えられず、何もできませんでした」
医師「…君さ、1番軽症なんだよ?なんでそんなこと言うのかな?」
私「なんでって…実際そうだからで…」
医師「前にも言ったけど、あの事故で君が1番軽症なんだよ。隣の車の子供は骨折してるし、他の人も君より重傷なのに、なんでそんなこと言うのかな?」
私「私はただ事実を言ってるだけで…」
医師「他の人に申し訳ないと思わないわけ?」
私「そんなこと言われても実際左腕は動かない、首も痛すぎて普段の生活も辛いんです」
医師「でもね、レントゲンにも異常はなかったんだよ」
私「あの時の医師は『専門じゃないので翌日詳しく診てもらいにきて』と言ってました。でも診てくれないじゃないですか?」
医師「レントゲン診れば分かるんだよ。君が1番軽症なのは。それに事故当日は左はなんともなかったじゃない」
私「だからその後におかしくなって、原因も事故以外に思い当たらないし、だから診て欲しいって…」
医師「分かった分かった、じゃあ注射しよう」
私「…注射ですか?」
医師「注射すれば楽になるから」
私「その前に検査とかしてもらいたいんですけど…」
医師「だからね、レントゲンに異常が無いんだから何もないわけだ。それでも辛いと言うから注射してあげるって言ってるてしょう」
私「…何の注射ですか?」
医師「とにかく駐車すれば楽になるから、他に異常はないんだし大丈夫だよ」
私「でも私の体は…」
医師「いいからまず注射受けなさい。悪くなることは無いんだから」
私「…それでも良くならなかったら診察してもらえますか?」
医師「レントゲンに写らないんだから診ようが無いよね?」
私「…じゃあどうすればいいんですか」
医師「まずは注射して安静にしよう。異常はないんだからそれでよくなるはずだから」
私「…」

この日も結局、検査などは行われなかった。
他の患者がMRIなどで診てもらえたのは私より重症だからで、それより軽症な私はMRIなど受けさせないと、そういうことのようだ。
私は検査を行い、その結果などから判断してから重症か軽症か診断するものだと思っていたが、医師の話から察するにそれは素人考えというものらしい。
仕方なく注射を受け帰宅する。

帰宅後、体に異常が起きた。注射から1時間ぐらい経った頃だ。
息が苦しく熱っぽくなる。首や左腕などの痛みが激しくなり痺れも強くなり、それらがまるで動かなくなる。
息苦しさと熱っぽさは数日続き、それがやんだ時には首と左腕は更にひどくなっていた。痛みも痺れも強くなり、前よりひどくなっているのは明らかなった。
でも私はもう、八戸赤十字病院を信じることができなくなっていた。
この日を最後に、私は八戸赤十字病院には行かなくなった。もう嘘つき呼ばわりされるのに耐えられなかった。

出社後のこと

事故後の出勤でろくに仕事も出来ずに迷惑を掛けた私は、朝一で担当に電話を入れた。

私「すいませんやっぱりダメでした」
派遣会社「え?」
私「仕事を始めて1時間と経たずに左腕が使えなくなりました」
派遣会社「えー?なにそれ困るよ!大丈夫だと言ったよね!?!?」
私「いえ、私は不安があると、腕がもたないかもしれないと、言いましたけど…」
派遣会社「でも医者は大丈夫って言ったんでしょ?」
私「ですから私はそれがおかしいのではないかと、私が医師に伝えたことを言いましたよね?」
派遣会社「いやでも君が大丈夫って言うから…」
私「…いえ、私からは大丈夫とは言っていません」
派遣会社「言い訳はいいから…それでどうすんの?」
私「とりあえず病院に行って診てもらいます」
派遣会社「そうだね、診察終わったら連絡頂戴」
私「あとそれで…仕事は無理だと思うんです」
派遣会社「いや、それは君が決めることじゃないでしょ、あくまで医師の判断で決めることで…」
私「今回医師の判断で仕事再開しようとして、結局は私が感じていたような結果になったんですよ」
派遣会社「そんなこと言われてもさ…」
私「実際苦しんでいるのは私なんですよ!分かります!?医師にも嘘つき呼ばわりされて、でも実際左腕が不自由で…トイレさえ大変なのに…」
派遣会社「分かった、分かったから、とにかく病院行ってきて、終わったら連絡して」
私「分かりましたけど…仕事は無理だと私は考えていて、迷惑掛けるので辞めたいと思っているんですよ」
派遣会社「いや、それはね、病院行けば良くなるかもしれないし、なんとか待ってくれるように話すから」
私「今日なんてほとんど製品作れなくて、材料無駄にして、ただただ朝まで痛みに耐えるだけで、出来るわけないでしょ?」
派遣会社「分かった、君が辛いのは分かったから、まずは病院行こう。辞めるかどうかはその後考えよう。いいよね?」
私「とてもまともじゃなくって…迷惑掛けたくないんですよ…」

このような話をして電話を切った。

派遣会社の担当は結局この後も、一度も事故の状況を聞いてくることはなかった。
ただ「働けないの?」「とうして働かないの?」の繰り返しで、その度に同じ説明を繰り返した。

もっと若い頃に大手の派遣会社にお世話になったことがあるが、このような扱いを受けたことはなかった。こちらの事情にも耳を傾けてくれて仕事が出来ていた。
それに比べて…地元No.1を自称していてもこんなもんなんだな、この会社は派遣社員を人としてあつかわず物のように考えているんだな、と落胆したのを覚えている。