本当の事故原因についての考察

事故直後に私が加害者から聞いた事故原因は
「CDを入れ替えていて、気がついたら目の前に車がいた」
であった。
正確には
「CDを入れ替えていて、気がついたら目の前に車がいて間に合わなかった」
と言ったと記憶している。

しかし警察で警察官から聞いた加害者の言い分は
「車が近づいてきたのが分かったのでブレーキを踏もうとしたが、間違ってアクセルを踏んでしまったと言っている」
だった。

私が聞いた話の「間に合わなかった」は、何が間に合わなかったのだろう?
ブレーキを踏むのが間に合わなかったのか、それともブレーキを踏んだが間に合わなかったのか、どちらなのだろう?

警察から聞いた話では「ブレーキを踏もうとしたが、間違ってアクセルを踏んでしまった」となっている。
これはつまりブレーキを踏んでいない、ということではないだろうか?
おそらく現場検証などもしているだろうが、その結果(ブレーキ痕があるかどうか)を私は知らない。裁判の詳細も分からない。
ただ警察官の言葉を信じるならば、あれはブレーキを踏んでいないという内容であるはずだ。

私が聞いた話に戻って、ブレーキを踏んでいないのだとすれば、ブレーキを踏むのが間に合わなかったということになる。

視点を変えて、

警察の話では「間違ってアクセルを踏んでしまった」となっているのだから、衝突までにさらに加速していただろうことが想像できる。例えば50km/hで走行してきたが、誤ってアクセルを踏んで80km/hで衝突した、というように。
しかしもし私の聞いた話でブレーキを踏むのが間に合わなかったのだとしたら、例えばスピード違反の80km/hで走行してきてそのまま2台の車を左右に弾き飛ばし、私の車に直撃しながら隣の車にもぶつかり、それぞれが前方車両に玉突きした、ということになるのだろう。

加害者車両はトヨタのベルファイヤだった。2トンぐらいある大きな車だ。
しかし大きな車とはいえ、2台の車を左右に蹴散らし、完全に停止してパーキングブレーキもブレーキも掛けている車を車間距離を撮っている前方車両にまで玉突きさせるほどの威力をもたらすためには、果たしてどのぐらいの速度で追突すればいいのだろうか?

この事故の本当の原因は、ブレーキとアクセルの踏み間違えではなく、運転中にCDを入れ替えたという加害者の行動でもなく、加害者の無責任な速度超過での運転によるものが大きのではないかと、事故から10年以上経った今、私は考えています。

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