野菜を作ろうと思った

gg-8と遭遇した時、メンバーの1人にこんな質問をした。

「農家が混植をほとんどしないのはなぜですか?」

すると「やってみればわかるよ」とだけ言われた。

その人は林業関係の人で、その時にいたメンバーの中でも最も農業に親しい人だった。
その人が明言を避け、自分でやってみればいいと言った。

今にして思えばただの素っ気ない対応だったのかもしれない。
しかしその時の私はそうは思わなかった。

そうだ! 自分で野菜を作ってみれば良いんだ!!

私はそれまで、野菜を含めた植物は育てた経験があった。主に庭でだ。
うちの庭は木が生えており、生える草も独特で90%はドクダミとトクサ、という独特な植生。その木の間のドクダミやトクサを刈り取り隙間に植える。肥料も農薬も無しで連作し続けても問題ない、という珍しい状態だった。
言い換えるなら、私にとってはその混植状態が当たり前であって、単一品種のみを育てる普通の農業=慣行農法というものを私は経験したことがなかったのだ。

いちおう知識はある。
無駄に普通じゃない知識がある。
コンパニオンプランツやバンカープランツ、混植、リビングマルチに新聞マルチ、その多くは知識だけで試したことがないことばかりだ。

問題は場所と体。

場所は検索したらすぐに見つかった。
八戸には市民農園があった。
2008年度の募集は終了しているが、2009年の募集が3月頃にあるらしい。そこなら冬季に堆肥を混ぜ込みトラクターで耕した状態で一区画10坪を利用できるらしい。
ということで、場所は八戸市民農園で決定。

あとはこの体だ…

実はgg-8メンバーと遭った翌日、私は寝込んでいた。
二日酔いではない、吐いたゴーヤの影響でもない。首と左腕の痺れと痛みが酷すぎるのだ。
普段、通院しただけでもその翌日には調子が悪くなる。
私はその点に大きな不安を覚えていたが、そのような状態だからこそリハビリとして野菜づくりをしてみようという結論に至った。どうせこの体ではどこも雇ってはくれないだろうから。

翌年、私は八戸市民農園を借り、この体のリハビリと農家が混植をほとんどしない理由の追求を始めることを決意した。

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