銀のパレットと白いパレット

教職員共済が用意していて代車のパッソは30日で返却することとなった。
まずは加害者にも話をしておこうと電話をかけてみました。
しかし呼び出し音は鳴るものの、加害者はいっこうに電話に出ません。
そこで私はディーラーへ相談に向かいました。
代車は教職員共済が私のディーラーに連絡して手配させる、という手段で私に渡っていたので、どのみちディーラーに行かねばなりません。またそもそも事故に遭った車の代わりとなる車の購入の話で会うことになってもいました。

店舗に到着すると、私の担当の店長は教職員共済とのことをすでに知っているらしかった。

店長「代車の返却期限が迫っていますよね」
私「そうみたいですね…私はそんな説明聞いてなかったんですが」
店長「そうですか…ところで新しいお車をご購入されることをお決めいただいたとか」
私「はい…なんとか加害者からも出してもらえたので精算できるので」
店長「それはよかったです、それなら代車を出せますよ」
私「え?代車が出るんですか?」
店長「購入が決定すれば出せます!!」

話はトントン拍子で進んだ。

事故により無職になった私には、新しいローン会社が用意されていた。新しいローンは保証会社のようなものが付き、支払いが滞った場合にはその会社に車の所有権が移る、という内容だった。
車は最速で納入できるという話の銀色のパレットにしたのだが、どういうわけか納車は1ヶ月後になるとのことだった。

心配していた代車はこの日にもう用意された。
代車は白いパレット、ディーラーの試乗車だったようだ。
ラジオすら無い本体のみの使用では遭ったが、私は
「これなら祖父母の通院に困らない」
と胸をなでおろしていた。
正直パッソではドアも車内も狭すぎて、祖父を抱えて車に入ることなどは出来ない状態だったので、そのために購入したパレットと同じ車が代車になったのはありがたいことだった。

少しだけ前進したと、この時は思っていた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です